【マギ】打ち切りと言われる理由は?漫画最終回のネタバレ感想【完結】

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第3シリーズがない理由はファンタジーではなくなったから

なぜアニメ第3期がなくなってしまったのか、それは第2期シリーズが終わった後の漫画マギの内容がファンタジーから路線変更をしてしまったからです。

終盤になると塔に関する秘密が終わってしまい、その後のマギの物語は身内の復讐劇やもう一人の物語の主人公のシンドバッドが起こした神の力を利用した世界変革などファンタジーとはかけ離れた内容になっています。

特に復讐劇の内容の中には、少年誌とは思えないような残虐なシーンも多く10代以下の視聴者に悪影響を及ぼすような作品になってしまったのです。さらに何度も見直さないと作品が理解できないような難解な話になってしまったために、すべての読者が置き去りになってしまいます。

その結果として人気が徐々に落ちてしまい、最後は強引な形で世界変革の力を阻止したアリババと仲間とヒロインが結婚しマギは再び旅に出るというか形で終わります。この怒涛の展開に読者がついていけなかったこともあり、読者の間で打ち切りにされたと噂になった要因です。

マギの成功で一流作家の仲間入りを果たす

マギが打ち切りになったもう一つの理由として、当時の少年サンデーの売り上げが落ちており予算の関係上で継続が難しくなったのも大きいです。

ただ終盤を除けばマギは視聴者を満足させた作品として語り継がれ、作者の大高忍は一流作家の仲間入りを果たし少年マガジンに移籍し新しい漫画を手掛けることになります。